即日キャッシングがしたい。三井住友銀行では可能か知りたい

給料の振込口座として三井住友銀行に口座を持っています。自動支払いサービスを使用して光熱費等の公共料金の支払いをしていますが、先日それらの内の一つを失念してたことに気づきました。口座を確認した時にはすでに引き落としが完了していたため、手元の資金が心細くなった状態で数日を過ごさなければなりません。三井住友銀行で即日キャッシングが可能であれば、是非利用したいのですが。

運が良ければ、三井住友銀行の即日キャッシングは可能

三井住友銀行の特徴はまずクレジットカード会社との連携したサービスが魅力的なことがあげられます。キャッシングでは銀行カードローンですから、何より安い金利が大きい利点になります。概ね銀行系の審査に必要な時間は長くなるようですが、三井住友銀行ではカード発行が当日に行なってくれます。

三井住友銀行は即日キャッシングができるかと言うと微妙なことになります。申込から審査結果の連絡までは、土日関係なく連絡がもらえるようです。ただし場合によってはこの審査結果も込み具合の影響もあり、翌日になってしまうこともあります。そしてめでたく審査が通った後、必要書類の提出、在籍確認が最終審査があり、契約完了します。近くのローン契約機を使用してカードを発行して後、キャッシングという運びになるのです。

このことはつまり、審査が最短30分で結果連絡ということと即日キャッシングとが直結した必然ではないことを意味します。確かに三井住友銀行は無人契約機を導入したことによって、即日に借入をすることが可能になった銀行カードローンの一つなのですが、それはあくまでも運が良ければ、という要素を排除しきれてはいないと言えます。

ですから、どうしても今日のキャッシングが必要であるといった状況を考えれば、銀行系カードローンは少し負荷が高いということになるかもしれません。即日キャッシングが必要な時、小額を数日という短期のキャッシングということであれば、銀行系カードローンにこだわらず柔軟な選択をすることが可能になります。

小額の利用であれば、消費者金融による即日キャッシングが現実的に可能です。消費者金融のキャッシングカードも各種ATMとの提携が進み、銀行のそれと使用時の不便を感じることはないでしょう。そして銀行に比較して高めに設定されている金利ですが、あくまでも金利は期間コストなので短期間だと金利の高い低いの効果はでません。

つまりご相談者のケースであれば、三井住友銀行のカードローンよりも消費者金融のカードローンの方がメリットはむしろ多いようです。三井住友銀行で即日キャッシングは可能だとは言えますが、その他の消費者金融業者によるキャッシング、カードローンにも一考の価値はあるということになるのではないでしょうか。

三井住友銀行のキャッシングが拡大できるようになった背景

近年では都市銀行も消費者金融に負けないくらい一般消費者向けのキャッシングに力を注いでいますが、それができるようになった要因には、大手消費者金融をグループに入れたことで、消費者金融が長年の実績から培ってきた個人融資に対するノウハウを利用することができるようになったからです。三井住友銀行もその一つです。

三井住友銀行は大手消費者金融の中でもトップに位置するプロミス(現、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)を保証会社としたことで、プロミスの持つ審査方式や貸出金の管理方法を活用することができるようになり、消費者向け融資の拡大が可能になりました。現在では、キャッシングの契約において自動契約機を利用すれば、その場で審査、カード発行、借入ができるようになっています。
  
また、三井住友銀行は貸出金利の低いのが特徴で、50万円以下でも最高で14.5%、50万円超~100万円以下の最高金利は12%、100万円超~200万円以下の最高金利が10%と、メガバンクの中でも非常に低くなっています。消費者金融では貸出金額が100万円以下の場合は最高金利が18%になっているので、大きな開きがあります。なお、最大融資額も最高800万円と高額になっています。
  
そして、三井住友銀行のキャッシングの大きなメリットと言えるのが、コンビニATMの手数料が借入・返済ともに無料ということです。当然、時間外の利用においても手数料は取られません。利用できるコンビニATMはセブンイレブンやローソン、Eネット(ファミリーマート、ミニストップ、サークルKサンクスなど)などがあるため、どこにいてもすぐに借入・返済ができます。
  
なお、返済期日は5日、15日、25日、月末の中から任意の日を選べるため、給料日など収入のある日に合わせた返済が可能です。

ちなみに、三井住友銀行には自動融資機能があり、三井住友銀行に口座を持っていてクレジット代金や公共料金などの引き落とし口座としていた場合は、仮に、口座の残高不足によって引き落としができなかった時は、自動的に口座に入金してもらうことができます。